白癬菌はいつごろから私たちの足に住みつくようになった
のでしょうか。
その昔、江戸時代の書物に水虫らしき文字が残っている
そうですが、どうも水虫とは別な皮膚病のようです。
草履や下駄を履いて生活していた頃の日本人には、水虫と
いう皮膚病は存在しませんでした。
欧米から靴を履く文化が広まり、日本の高温多湿な気候と
相まって一気に水虫の患者さんは増えました。
比較的新しい皮膚病なのですね。
お仕事上、一日中革靴をはかなければならない男性や
パンプスを履かれる女性。
現場での安全靴着用が義務付けられている方や、ゴム長を
ずっと履いてお仕事される方。
気温が低い冬でも、カサカサする角質増殖型はもちろん、
ジュクジュクした指間型や水疱型の症状が出ている方は
やはり、長時間靴を履かれる方に多いです。
コタツや床暖房、エアコンなどの暖房設備が整った室内も
水虫にとって住みやすい環境です。
ちなみに、年中気温が高く多湿な東南アジアの国々の人に
水虫が少ないのは、通気性の良いサンダルなどの履物を
常用する人が多いから。
逆に気温が低いロシアや北欧は日本より水虫の患者さんが
多いそうです。
どうしても一日中靴を脱ぐことが出来ない方は、蒸れない素材の
ものを選んだり、靴を乾燥させるため毎日同じものを履かないように
したり、お昼休みだけでもサンダルに履き替えたりと、なるべく足を
乾燥させる工夫が必要ですね。
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