むかしから「水虫は一度かかったら、一生治らない。」と言われます。
でも、そんなことはありません。適切な治療を根気よく続けることで
必ず完治します。
では、どうして「治らない」なんて言われてしまうのでしょう。
水虫が治らないといわれる原因のひとつが爪水虫です。
爪水虫にかかると爪が白く濁ったり、黄褐色に変色します。
また、症状が進行すると爪が分厚くなったりボロボロ崩れてきたり
しますが、痒みなどの自覚症状がありません。
そのためか、見た目は気になりながら治療されず放置されたままになる
ケースが多く見られます。
女性はペディキュアで隠されていらっしゃる方も多いです。
爪水虫が完治しない限り、爪が水虫の原因である白癬菌の貯蔵庫の
役目をします。
塗り薬で治った趾間型や水疱型の足の水虫も、爪水虫を持っていると
再び感染して、気温が上昇するころに足指の間や足裏に発症します。
この繰り返しが水虫が治らないといわれている一因です。
また、爪水虫はからだに発症する水虫(たむし、いんきん)や頭部に
出来る水虫(しらくも)の原因にもなるといわれています。
さらに心配なのは家族への感染です。
足マットはもちろん、たたみ、カーペットなど、家中に爪の屑や角質に
ついたまま白癬菌は落ちていますので、裸足で生活する日本では容易に
うつってしまいます。
お医者様で処方される飲み薬でも、外用薬でも、爪水虫の治療は根気が
必要です。
足の爪は生え変わるのに半年くらいかかりますので、そのくらいの
長期戦のつもりで臨んでください。
爪水虫に似た爪甲剥離症や、靴の圧迫によって爪が濁ることもあります。
爪白癬かどうかはなるべく自己判断は避けてまず皮膚科のお医者さまでの
受診をおすすめします。
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